忘年会の幹事は、お金の話がいつもより多い
忘年会は、ふだんの飲み会より「お金のルール」が増えます。
- 会社から補助が出る、上司がカンパしてくれる
- ビンゴやくじ引きの景品を買う
- 12月はお店が混むので、キャンセル料が厳しい
- 一次会・二次会で参加する人が違う
- 年末で出費が重なり、精算が年明けにずれ込みやすい
この記事では、忘年会の会費の相場から、補助・カンパ・景品代・キャンセル料の分け方、年内に精算を終えるコツまでを、幹事向けにまとめます。ふだんの飲み会の精算の流れは飲み会の幹事の割り勘、スマートに進める方法で解説しています。
忘年会の会費の相場は1回5,000円前後
ホットペッパーグルメ外食総研の調査(2025年10月)では、2025年12月〜2026年1月の忘年会・新年会の想定予算は、1回あたり平均5,004円でした。いちばん多かった価格帯は「5,000円〜6,000円未満」(37.2%)です。
| 忘年会の種類 | 会費の決め方の目安 |
|---|---|
| 会社・部署の忘年会 | コース+飲み放題の料金に、景品代を足して決める。会社の補助が出る場合は、補助を引いた金額 |
| 友達・サークルの忘年会 | コース料金そのまま、または注文した分を後から割る |
| 宅飲みの忘年会 | 買い出しの合計を人数で割る |
会費を先に決めて集める「会費制」にするか、終わってから割る「後から精算」にするかは、人数と参加者の顔ぶれで選びます。会費の決め方は会費制飲み会の設定方法でくわしく解説しています。
会社の補助が出るときの分け方
会社や部署から「1人2,000円まで補助」のような費用が出ることがあります。基本は、お店の会計から補助を引いて、残りを参加者で割るです。
例:12人・お店の会計66,000円・補助1人2,000円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| お店の会計 | 66,000円 |
| 会社の補助(2,000円×12人) | −24,000円 |
| 参加者で割る金額 | 42,000円 |
| 1人あたり | 3,500円 |
補助で気をつけること
- 補助の対象を確かめる:参加した人だけか、二次会や景品にも使えるかは、会社によって違います。総務や上司に先に確認しておきます。
- 領収書をもらう:補助の申請に、お店の領収書が必要なことが多いです。宛名と但し書きも確認しておきます。
- 補助の額を参加者に伝える:「会計66,000円、補助24,000円、1人3,500円」と内訳を出すと、あとで疑問が出ません。
上司のカンパ・役職での傾斜
上司がカンパしてくれたとき
「これで足しにして」と上司から1万円を預かった場合も、考え方は補助と同じです。お店の会計からカンパを引いて、残りを割ります。
注意したいのは、カンパが上司の分の会費を含むかどうかです。
| パターン | 割り方 |
|---|---|
| カンパとは別に、上司も会費を払う | 会計からカンパを引き、上司を含めた全員で割る |
| カンパに上司の会費も含まれている | 会計からカンパを引き、上司を除いた人数で割る |
どちらか迷ったら、その場で聞かずに、後からそっと幹事どうしで確認するくらいがちょうどいいです。カンパの意味や頼み方は割り勘の「カンパ」とは?で解説しています。
役職で負担を変えるとき
カンパではなく「部長・課長は多め、新人は少なめ」にしたい場合は、傾斜割り勘にします。
例:12人・割る金額42,000円(部長1人150%、課長2人120%、新人3人80%、ほか6人100%)
| メンバー | 割合 | 1人あたり |
|---|---|---|
| 部長(1人) | 150% | 約5,120円 |
| 課長(2人) | 120% | 約4,100円 |
| ほか(6人) | 100% | 約3,410円 |
| 新人(3人) | 80% | 約2,730円 |
均等に割ると全員3,500円のところ、新人の負担が約770円軽くなります。割合の決め方は傾斜割り勘に対応したアプリ3選を参考にしてください。
ビンゴ・景品代の分け方
忘年会でよくあるのが、ビンゴやくじ引きの景品です。景品代は、会費に入れるのか、会社の補助で買うのか、有志で出すのかを先に決めておきます。
- 会費に入れる:「会費5,000円(景品代500円を含む)」のように、告知のときに書いておく
- 会社の補助で買う:補助の対象に景品が入るか、先に確認する
- 上司や有志が出す:誰がいくら出したかを幹事がメモしておく
景品は幹事が先に買って立て替えることが多いので、お店の会計とは別の支払いとして記録しておくと、あとで「景品代はいくらだった?」と聞かれてもすぐ答えられます。
繁忙期のキャンセル料はどうする?
12月の金曜日などは、お店の予約が取りにくく、前日や当日のキャンセルにキャンセル料がかかるお店もあります。体調不良などでキャンセルが出たときに揉めないよう、予約のときにお店のルールを確認し、参加者に先に伝えておきます。
| 決めておくこと | 例 |
|---|---|
| いつまでのキャンセルなら無料か | 「3日前までに連絡してくれれば会費はかかりません」 |
| キャンセル料がかかったら誰が払うか | 「前日・当日のキャンセルは、お店から請求された分をお願いします」 |
| 代わりの人が出たとき | 「代わりに参加する人がいれば、その人が会費を払う」 |
キャンセル料は本人に請求しにくいものですが、事前に伝えたルールどおりにと言えば、幹事が気まずくなりません。
一次会・二次会で参加者が違うとき
二次会は、一次会とは別の会計として、参加した人だけで割ります。一次会と二次会をまとめて割ると、二次会に行かなかった人が多く払うことになります。
二次会から合流した人や、一次会の途中で帰った人がいる場合の分け方は、途中参加・早退した人の割り勘、どう計算する?を参考にしてください。
友達どうし・宅飲みの忘年会
友達どうしの忘年会では、何人かで買い出しを分担することがよくあります。この場合、誰が何をいくら払ったかをそのつど記録しておくのがポイントです。
例:6人で宅飲み。3人が買い出しを立て替えた
| 立て替えた人 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| Aさん | 食材・おつまみ | 6,400円 |
| Bさん | 飲み物 | 4,800円 |
| Cさん | デザート | 2,600円 |
| 合計 | 13,800円 |
1人あたりは13,800円÷6人=2,300円です。
- Aさんは4,100円を受け取る
- Bさんは2,500円を受け取る
- Cさんは300円を受け取る
- 買い出しをしていないDさん・Eさん・Fさんは、2,300円ずつ払う
立て替えた人が増えるほど「誰が誰にいくら払うか」の計算が面倒になります。割り勘アプリを使えば、送金の回数が少なくなる組み合わせを自動で出してくれます。
年内に精算を終えるコツ
12月は忘年会やクリスマス、帰省など出費が重なる時期です。精算が年明けにずれ込むと、「払ったっけ?」が起きやすくなります。
- その日のうちに金額を出す:会計が終わったら、帰りの電車で1人あたりの金額をLINEに送る
- 期限を決める:「12月○日までにお願いします」と期限を書く
- キャッシュレスで受け取る:PayPayなどの送金なら、年末の帰省中でもやり取りできる
- 払った人を記録する:受け取ったら、その場で「精算済み」にしておく
LINEで送る文面は、LINEで精算金額を送るときの文例集にコピペで使えるテンプレがあります。
WaliProで忘年会の精算をする
WaliProは、登録不要・無料で使える割り勘アプリです。忘年会では、こんなふうに使えます。
- グループを作り、URLをLINEで共有する:参加者はアプリのインストールも登録もいりません。
- 会計を立て替えとして入力する:会社の補助や上司のカンパがある場合は、それを引いた金額で入力します。カンパに上司の会費も含まれている場合は、割り勘するメンバーから上司を外します。
- 景品代・二次会は別の支払いとして入力する:二次会は、参加したメンバーだけにチェックを入れます。
- 役職で負担を変えるなら傾斜を設定する:精算の画面の「役職傾斜」のプリセットを選び、役割にメンバーを割り当てると、割合がまとめて設定されます。
- 精算の画面をLINEで共有する:誰が誰にいくら払うかが一覧で出ます。PayPayのアプリを開くボタンもあり、払い終わったら精算済みにできます。
よくある質問
Q. 忘年会の会費の相場は?
ホットペッパーグルメ外食総研の調査(2025年10月)では、忘年会・新年会の想定予算は1回あたり平均5,004円で、5,000円〜6,000円未満がいちばん多い価格帯でした。お店のコース料金に、景品代などを足して決めるのが一般的です。
Q. 欠席した人から会費をもらうべき?
事前に欠席を連絡してくれた人からは、もらわないのが一般的です。ただし、お店にキャンセル料を払う必要がある場合は、予約のときに決めたルールどおりにお願いします。
Q. 幹事の分の会費はどうする?
幹事も参加者として払うのが基本ですが、段取りへのお礼として幹事の負担を少し減らす方法もあります。WaliProなら「幹事割引」のプリセットで設定できます。
Q. 会社の補助で二次会も払っていい?
補助の対象は会社によって違います。二次会や景品にも使えるかは、先に総務や上司に確認しておきましょう。
まとめ:忘年会は「先に決めて、年内に終える」
- 忘年会の会費の相場は1回5,000円前後
- 会社の補助や上司のカンパは、会計から引いてから参加者で割る
- カンパに上司の会費が含まれるかどうかで、割る人数が変わる
- 景品代・キャンセル料・二次会のルールは、告知のときに先に伝える
- 年末は出費が重なるので、その日のうちに金額を出して、年内に精算を終える
参考:
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